底のま

就職して2ヶ月程度で首になった者が書くブログ

今後の人材確保のお話

今回の話は、趣味のカードゲームをばりばり例えとして使っていく。

 

 

 

良い人材はいないものか、とあくせくしている人事の方はきっと多いだろう。

 

私のようなカードゲーマーも構築に関して似たようなことを考えているから、その気持ちはわからなくはない。

 

遊戯王で例えれば、神の宣告を3枚積めたらなあ、とか、このデッキにもカステルかビッグアイ入れたいなあ、とか、奈落激流躱せるカードがあればなあ、とか。

 

 

無論探せばあるにはあるかもしれない。けど大体の場合は、そんなカードや方法は存在しない、ということが多い。(つまりは、ただの仮定形だ)

あったとしても、実用性が乏しかったり、デッキコンセプトに合わない、とかそんな感じが大半だ。

 

 

 

無職の思いつきだが、なんとなく人の集まらない企業と構図は似てなくもない。

デッキの持ち主が人事で、デッキが企業なら、そんな気がしてくる。(と思ってほしい)

 

 

 

 

この問いに対しての回答は、デッキの構築自体を変えるのが一番いい。

もう少し言うなら、実は必要のないカードを抜いたり、より動けるカードと入れ替える、ということになる。

 

つまり、企業に当てはめるなら、実は穀潰しの人材をリストラしたり、社風は合わないけど大きいリターンの見込める人材を採用する、といったことになるだろう。

 

 

 

デッキはお遊びだが企業は家族を支えている。とかの批判が飛びそうだからある程度補足する。

 

デッキを組む時でも、よほどのデメリットでない限りはそのカードが活きる様にデッキを組むのが普通だ。(よほどのおふざけでない限り、ゴールは試合で勝つことなのは前提ね)

カードの個性は変えようがないのだから、プレイヤーがカード同士が喧嘩しないように調整している。

つまりは、デッキがカードに合わせて構築されていることになる。

 

 

本旨はここだ。

企業の人事もデメリットが大きくないのなら、切ったり貼ったりで上手く人材側に合わせる必要がある。

企業のゴールはあくまで個人でやるより儲けることなので、社風に合わない、などのデメリットをどう乗り越えるか、にシフトしなければならない。

 

 

まあ、一番難しいのはそれを実現できるおつむが構築主にないことなんだけどね。