底のま

就職して2ヶ月程度で首になった者が書くブログ

シャーロットからみるオタクが気持ち悪い(がられる)理由

私もオタクに分類されるであろう人種なので、シャーロットというアニメを見てみた。

私も学生ではなくなったせいか、いよいよ中高生が好きそうなノリが厳しくなってきているのを感じる。(物語シリーズとかのあのノリである)

 

私から見てもこれは気持ち悪い、と思った描写や設定を挙げていきたい。

妄想は得てしてキモいのが普通だが、内省は大事だ。

 

・登場人物の言葉遣い

最初のうちはとにかく見ていてしんどい思いをさせられたのは、主人公やその妹の言葉遣いだ。

ゆさりんですら明らかにリア充とは程遠い(≒オタクが好きそうなキャラ)雰囲気がまた私の心を軽く抉ってくる。

 

・主人公の顔の評価

言わずもがな、容姿が平凡未満の人間は自分の美醜にはこういう評価を下すであろう。

それを他の登場人物に言わせるのはさすがにいたたまれない。

 

・主人公のゆさりんに対する立ち位置

他のキャラはゆさりんを徹底的に持ち上げているのに、主人公だけほとんど興味がなさそうな態度が鼻につく。

明らかに現実のオタクの立ち位置に似通っていて、これも自己嫌悪に陥らせるのに十分な表現だった。

 

・主人公の咎められなさ

7話の主人公のあの振る舞い。あれこそ日々虐げられし(灰色の青春を送ってきた)者達が妄想する復讐の形である。

いかに相手がチンピラとはいえ、あそこまでギッタンギッタンにしておいて本人ですらそれについて、悔恨の思いを抱いていないのはいかにも、といった感じだった。

 

 

他にもいろいろあるが、全話を見た感想はおおよそ以上の通りである。

 

大事なのは、オタクに市民権があるのではなく、そこまでオタクをのけ者にしなくても良い社会に変わっているだけである。

あくまで、生殺与奪までは、といった態度なのである。

だからこそ、こういったことは微塵にも考えていない態度を表し、そんなことを考える中高生に対して思慮が浅い、と言い張るのが世の中に対する配慮となろう。

日本で一軒家を買うと負け組になる訳

CMを見ていると、日本人はどうやら一軒家を持つのが夢、という考えを刷り込まれているようである。

もちろん一軒家自体はいいものだろうが、日本においては大体は負債になりやすい。

 

理由を挙げるとするなれば、

1、家族全体に対して最適化されていない

2、100年住める家ではない

3、辺鄙な土地である

おおよそはこの3点に収束されるだろう。

 

1については、治安が良いとか、子育てに都合がいいとはいえ、大黒柱である旦那に通勤片道1時間以上を強いる、という家庭が当てはまる。

ちゃんと儲かっている工場では周知されていることだが、移動は普通は何も生まない。整理整頓がちゃんとしておかないといけないのは、移動の無駄を減らすためにある、といっても過言ではない。

 

つまり、旦那さんに対して最適な環境とは言い難い状況になってしまう。

夫が仕事にかまけて家庭を顧みない、と嘆いている奥様方は旦那さんの通勤時間込みの会社に束縛される時間を計算してみるといい。

通勤時間を労働時間に含めて計算して、10時間以上であるようなら、仕方がないことだ。

 

 

2については、日本の家はそういう風に設計されているだけなのかもしれないが、築年数が30年以上経つといやに隙間風が多い、断熱がしっかりしていない、などの不便が目立つ。ちゃんと整備をしていないからかもしれない。

家は最低2代先まで住んでもらわないと元が取れない。親が開業医なら機材の元を取るために子どもをどうにか医学部に入れたがるように、とにかく限界まで使わないと、一軒家とは割りに合わないものだ。

 

 

3については、2につながる部分でもある。

土地柄が悪いと、上物の値段が年々減少するだけでなく、土地価ですら下がっていく。

ろくにメンテナンスしていない箱に加えて、不利な土地だと本当に負債にしかならない。

 

いい土地というのはとにかく大事で、森ヒルズが所有する物件は建物の減価償却を土地の値上がり益だけで帳消しに仕切っている。(むしろ含み益が出るレベルで土地価が上がっている)

 

 

逆に、将来のために一軒家を買いたいのならば、以上で挙げた3点のうちどれかは絶対に避けないといけない。

そのような家が買えないのであれば、与信力を上げることから考えるべきだ。

コミュ力を量るAI

某公営放送で紹介された銀行で導入されているAIプログラムとして、社員の中で誰が不正をしそうか、するとすればどんな不正をするか、を推測するAIが取り上げられた。

しかも、恐ろしいことに高い精度で当ててくれる。

 

この話を聞き、推測としてだが、今後は相手が信頼できそうか、を会話中のボディランゲージや声のトーンで推測するAIが登場するだろう。

これで相手が詐欺的な行いをしないかどうか、これすら機械が判断してくれる時代がいずれ来るだろう。

 

こうなると、逆にコミュ力向上のための学習用AIも登場するだろう。

しかし、基本的には前者のAIの方が高性能だろう。

理由は、金持ちは前者をほしがり、後者を求めるのは金銭的にも弱者であろうからだ。

 

結局は持てる者は高性能な後者のAIを駆使し、より富を得るだろう。

逆に、弱者はより搾取から逃れにくくなる。

ますますプロレタリアート達にとって厳しい時代になるだろう。

ホワイト企業へ就職する方法

アクセス解析では、「絶対に潰れない会社はある」へのアクセス数がやけに多い。

需要を鑑みて、ホワイト企業へ潜り込むための、ホワイト企業の探し方をメインに書いていきたい。

 

 

ブラック企業とは?

まずは、ここでのブラック企業の定義をさくっと決めておきたい。

法を守っているかどうかすら別で、あらゆることを考慮して給与、手当、その他待遇がきつさを超えていればブラックではない。

ブラック企業とは経営者が客からではなく、従業員から搾取してしまう企業のことである。

 

 

ブラック企業を避けるには?

主な指標として、従業員人数と売上、経常利益を比較すればいい。上場している株式会社なら、従業員給与や役員報酬をIR情報から探るといい。

一人あたりの売上や経常利益がそこまで高くないなら、間違いなく従業員の給与が低い。(従業員の給与を搾取している)

 

他にも、休日数を見るのも大事だ。

勤務日数が多いということは、それだけ従業員に動いてもらわないといけない会社、ということになる。(従業員の時間を搾取している)

 

逆に、これらを何らかの形でごまかそうとする企業は、よほどでない限り無視していい。

ごまかすということは、つまりそういうことである。

(まともな神経をしていたら、要らぬ心配を将来の部下になるかもしれない人にかけようとは思わない)

 

 

 

・面接でわかるホワイト企業

実際に会社に行ってわかることもある。

まず、設備がそれなりに整っている会社はホワイトの可能性が高い。

衣食足りて礼節を知る、という言葉の通り、貧すれば鈍する、という言葉の通り、稼ぎが悪いとまずは備品や設備から悪くなっていく。

具体的には、トイレ、職場の電灯などだ。

 

また、面接官が余りにもへこへこしている、尊大であるのならばそれもイエローカードだ。

ホワイト企業の可能性がぐんと高まるのは、待遇をちゃんと説明しているときだ。

ただし、ここでの説明でキツイ、残業などの単語が出てくるときはブラックの可能性が上がる。(このキツイは割と本気だ)

 

 

 

ホワイト企業に入るには?

ホワイトな人間性であること、かつ会社に寄生する意欲を微塵にも出さないことである。

会社もあくまで人が集まり、小さい社会を形成し会社となるものだ。

あなたが腐ったミカンであるのならば、面接官は積極的に排除してくるだろう。

 

 

 

 

あなたの就職が上手くいくことを祈る。

現代で最も重篤な障碍とはコミュ障である

今回のエントリーでは、コミュ障がいかに解決しなければならない障害か、また、治すためにはどうすればいいか、について触れてみる。

 

 

 

障害については千差万別、身体についてから精神や知性についてなど幅が広い。

障害とは、言ってしまえば周りのレベルより劣っているなどして生活が困難であることを言う。

(そもそも、人が全てに対して平均値以上を取ることは極めて困難だ)

 

様々な障害があるとしても、その中でも一番重大なものがコミュニケーション能力の欠落だ。

この障害の問題点を挙げるとするならば、まずは支援する価値が乏しい点だ。

 

手足がなかろうが、知能が劣っていようが、脳の電気信号の回路がイカレてて同性しか好きになれまいが、意思疎通ができれば経済的な価値は生まれる。

(ゲイセクシュアルに対してここまで当たりがきつい言い方をするのは、例えばトランプに投票したがっていた一般人に対して反知性主義、だのレッテルを貼った人間に上から目線で現実を教えたいだけである)

 

しかしながら、コミュニケーションスキルが元から劣っている者に対して、何らかの支援をするのは経済的には難しい。

支援したところでリターンが乏しいからだ。

(だからマスメディアは田舎ぐらいでしか生活できない知能レベルの人間に対して、支援ではなく努力不足というレッテル張りで地方に報いた)

 

彼らコミュ障に金を使うぐらいなら、LGBTとかもう少しコミュ力があって返礼してくれそうな人に投資をするのは仕方のないことだ。

管理職の方が普通は給与が高い事実を鑑みるに、なおさらコミュ障は必要でないのだ。

 

 

更には、コミュ障はコミュ障であるがゆえに、己の現状をおそらく正しく理解できていない。

理解できたとしても、どうすればコミュニケーション能力をまともなレベルに引き上げられるか、といったことを知っている人にアクセスできない。

つまり、支援者に対してそもそも近づけない可能性が高い。

 

 

このように、いい加減な具合で支援されにくい問題を挙げても致命的なものが多い。

(ちなみに、LGBTでもないのにこの文を読んで義憤を感じてしまった方は、もれなくコミュ障の素質を持っている)

 

 

ここからは、コミュ障を多少なりともまともにする方法をいくつか書いてみる。

 

1、身だしなみを整える

2、一日一回は他人の目を見る様に会話をする

3、リア充の好みそうなことをやってみる

4、運動する

etc...

 

 

1は前提である。髪を整え、しまむらの服をやめ、表情筋を鍛え、声をある程度聞こえる様にすればいい。

というより、そもそもコミュニケーション能力自体動物として高位なスキルなので、こうも前提が多いだけである。

(例えばオイラーの公式を理解することですら、三角関数テイラー展開を前提として理解する必要がある)

 

3については、アドレナリンとかドーパミンの関係だ。リア充が実際こういうことが好きな理由は、昨日の自分よりすごい自分を何らかの形で実感するためだと思う。

昨年よりスノボ出来る自分、海外に行けちゃう自分、お洒落なカフェを知ってる自分...

自己肯定感をうまく管理し、せめて人前では卑屈な姿を見せようとしない、大人として立派な心掛けである。

 

2、4についても、コミュ力自体体力がいるので、その体力をつけるための訓練である。

いやなに、現に体育会系の方々は部活で効率よく体力をつけていただけだ。

(会社が求める無遠慮な上下関係に対しても耐性をつけられる)

今からプランクやラジオ体操で体力をつけてみるぐらい訳ないはずだ。

 

 

本物のコミュ障とは、ここに書かれていることを自分のレベルをわきまえずに全部実行してみて、失敗してさらに鬱屈するからコミュ障なのだ。

(勿論、恋愛小説みたいな恋愛して、お洒落してレストラン行ってホテルに2人で泊まって、なんてお金の使い方はしないし、それらが無理なので二次元の彼女を作るのだ)

だからこそ、恋愛含めた人付き合いが高度になってきた現代において、国家、あるいはテレビ局あたりが全体のコミュ力改善に邁進すべきなのだが。

今後の人材確保のお話

今回の話は、趣味のカードゲームをばりばり例えとして使っていく。

 

 

 

良い人材はいないものか、とあくせくしている人事の方はきっと多いだろう。

 

私のようなカードゲーマーも構築に関して似たようなことを考えているから、その気持ちはわからなくはない。

 

遊戯王で例えれば、神の宣告を3枚積めたらなあ、とか、このデッキにもカステルかビッグアイ入れたいなあ、とか、奈落激流躱せるカードがあればなあ、とか。

 

 

無論探せばあるにはあるかもしれない。けど大体の場合は、そんなカードや方法は存在しない、ということが多い。(つまりは、ただの仮定形だ)

あったとしても、実用性が乏しかったり、デッキコンセプトに合わない、とかそんな感じが大半だ。

 

 

 

無職の思いつきだが、なんとなく人の集まらない企業と構図は似てなくもない。

デッキの持ち主が人事で、デッキが企業なら、そんな気がしてくる。(と思ってほしい)

 

 

 

 

この問いに対しての回答は、デッキの構築自体を変えるのが一番いい。

もう少し言うなら、実は必要のないカードを抜いたり、より動けるカードと入れ替える、ということになる。

 

つまり、企業に当てはめるなら、実は穀潰しの人材をリストラしたり、社風は合わないけど大きいリターンの見込める人材を採用する、といったことになるだろう。

 

 

 

デッキはお遊びだが企業は家族を支えている。とかの批判が飛びそうだからある程度補足する。

 

デッキを組む時でも、よほどのデメリットでない限りはそのカードが活きる様にデッキを組むのが普通だ。(よほどのおふざけでない限り、ゴールは試合で勝つことなのは前提ね)

カードの個性は変えようがないのだから、プレイヤーがカード同士が喧嘩しないように調整している。

つまりは、デッキがカードに合わせて構築されていることになる。

 

 

本旨はここだ。

企業の人事もデメリットが大きくないのなら、切ったり貼ったりで上手く人材側に合わせる必要がある。

企業のゴールはあくまで個人でやるより儲けることなので、社風に合わない、などのデメリットをどう乗り越えるか、にシフトしなければならない。

 

 

まあ、一番難しいのはそれを実現できるおつむが構築主にないことなんだけどね。

日本の工業が遅れを取る理由を垣間見た

不肖、私も今日からニートを卒業して無職にランクアップ。

 

なぜなら、今日はある企業の面接日だったからだ。

 

 

試験の一環として、CADの操作ができるかどうか、というものがあった。

 

こんなもの前職でもすぐに理解できたから余裕余裕、と思っていた矢先…

 

 

「あれ?バージョンが古い?」

 

前職の初心者でも見やすいCADとは異なり、なんかごちゃごちゃしている、ショートカットが出来ない、角度入力も覚束ない…

 

 

面接官の方にあまり出来が良くないようだ、と聞かれたので素直に前職で使っていたCADとは違って仮想線のコマンドが見当たらなかったことを話すと、CADのバージョンが古いようだった。

 

 

なら仕方がない、と帰路につきシャワーを浴びながら気づく。

 

「もしかして、日本の産業が遅れている一端はこういうところにあるのでは?」

 

 

よくよく考えると、技術屋を名乗るなら、最新の情報に疎いようでは話にならない。

 

この前提が正しいのなら、ツールですら最新でないのなら遅れていてもおかしくないのでは?と。

 

 

減価償却いっぱいまで機材を使おうというのなら、作業効率はいつでも最新の機材にアクセスできる他者に劣っていてもおかしいことはない。

 

使い手がどんなに優秀であってもこれを覆すのは困難で、例えるなら、競技用に開発された靴を履いて走る凡人は、クロックスを履いて走るボルトに勝ってもおかしいことではないだろう。

 

 

経費を削減して古い道具を使う、というのはそれだけ致命的なのである。

 

経費削減教が日本に蔓延る限り、日本の産業が他国に敵うのは難しいだろう。

(そして、今後はどの業界で戦うか、が選択されるべきであって、凡百の業界ならば最低限の投資を惜しむようでは生き残るのも難しいだろう)