コミュ力を量るAI
某公営放送で紹介された銀行で導入されているAIプログラムとして、社員の中で誰が不正をしそうか、するとすればどんな不正をするか、を推測するAIが取り上げられた。
しかも、恐ろしいことに高い精度で当ててくれる。
この話を聞き、推測としてだが、今後は相手が信頼できそうか、を会話中のボディランゲージや声のトーンで推測するAIが登場するだろう。
これで相手が詐欺的な行いをしないかどうか、これすら機械が判断してくれる時代がいずれ来るだろう。
こうなると、逆にコミュ力向上のための学習用AIも登場するだろう。
しかし、基本的には前者のAIの方が高性能だろう。
理由は、金持ちは前者をほしがり、後者を求めるのは金銭的にも弱者であろうからだ。
結局は持てる者は高性能な後者のAIを駆使し、より富を得るだろう。
逆に、弱者はより搾取から逃れにくくなる。
ますますプロレタリアート達にとって厳しい時代になるだろう。